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RO/DI浄水器をダイヤルタイマーで自動停止

2020-04-27
割と今さらな記事です。サンゴ水槽 システム紹介動画 Part17.5 浄水器後半でも紹介した件です

RO/DI浄水器で水をためるのには時間がかかります。水換えしようと思って水をバケツに貯めていたら、そのまま寝てしまって洪水に…なんてのはたまに見るので、タイマーで自動停止できるようにするのは必須かなと思います。
(普段危ないな、と感じていることは長い間続けていく中で発生する日が必ず来ます)

というわけで、今回はシンプルにタイマーで浄水器を自動ストップする方法を書いておきます

なお、製品化されたものは既に売られていますので、無理と思ったらこっちの方が楽ですね
RO/DI Flood Guardian
Ultimate ATO

マーフィード社の浄水器についてはオプションパーツが多数用意されていますので、エキスパート マリンZ等を使っている場合はこの中から選ぶと良いかも
浄水器パーツ

■ダイヤルタイマーで、時間が来たら浄水器をストップさせる
寝落ちリスクを回避するには、RO/DI水を貯め始めて一定経過したら、自動的に浄水器をストップさせるようにすれば良いです

こちらがRO/DI浄水器のクロノスレインです。左側には加圧ポンプも付いています
20200427_005.jpg

自動停止させる方法はこんな感じでやります。クリックで拡大します。
自動停止のキモになるのは電磁弁とダイヤルタイマーになります
20200427_007.png

こちらが水用電磁弁です。Greensさんで扱っています。
水用電磁弁(2.5φ)青弁  (接続ネジ径:NPTF1/4)
あと、電磁弁一つに対して、ハーフユニオンが二つ必要になります
浄水器用 ハーフユニオン(14N4)1/4インチ ネジ径NPTF1/4
なおハーフユニオンはシールテープを巻く必要がありますので一緒に用意してください
20200427_020.png

また、電磁弁にはプラグ付いていませんので、こういう差し込みプラグも必要になります。これをご家庭の100V電源に挿すと、カチッと音がして電磁弁が開き、水が流れるって仕組みです
20200427_030.jpg

電磁弁は、写真のとおりセディメントと加圧ポンプの間に取り付けるのが一般的です。この写真ではカーボンと加圧ポンプの間ですね。
水道とセディメントフィルターの間に取り付けても良いのですが、水道からゴミが流れてきて電磁弁が閉まらないってリスクが微妙にあるので、こっちの方が推奨のようです。
20200427_035.jpg

こちらがダイヤルタイマーです。
透明な部分をくるっとまわすと、ダイヤルで指定した時間が経過したときに「切」にできます。(差し替えれば入にもできます)
20200427_040.jpg

ケーブル付きも売っていて、3時間モデルと11時間モデルで4パターン有りますので好きなの選んでください
WH3201WP 3時間、ケーブル無し
WH3211WP 3時間、ケーブル有り
WH3101WP 11時間、ケーブル無し
WH3111WP 11時間、ケーブル有り
20200427_050.jpg

あとはこんな感じでダイヤルタイマーの「切」の方に、電磁弁と加圧ポンプの電源を繋げばOKです。
ダイヤルをくるっと回せば、電磁弁が開き、同時に加圧ポンプも動いてRO/DI水がバケツに注がれていきます。そしてダイヤルで指定した時間が経過すると自動ストップといった感じです。これで寝てしまっていても、バケツから水が溢れているなんてこと防げます。
(もちろん異常に長く時間設定したら溢れますが…)
20200427_060.jpg

なお、電磁弁はまれだと思いますが壊れる可能性があるので、二つ取り付けるとよいと思います

■応用編 ルート制御
応用編です
どうせ電磁弁を二つ以上取り付けるなら、RO/DI水の出口を分岐させて、それぞれに電磁弁を取り付ければルート制御ができます。
ここでは、バケツ、自動給水のタンク、プレッシャータンクの3ルートあります
20200427_150.jpg

あとはダイヤルタイマーに繋ぐ電磁弁の組み合わせを手動で変えれば、
毎日…自動給水のタンクに水をためる
週1回…バケツに水をためる
みたいな事ができます。
20200427_070.jpg
(まぁ、その繋ぎ替えが面倒になって、今はNeptune SystemsのAPEXでプログラム制御させています。サンプへの自動給水、水換えバケツへの自動水溜、試薬瓶洗浄用の3ルートを、タイマーやフロートスイッチ+ONにする電磁弁の組み合わせを変えることで実現しています)

■蛇口からの分岐方法について
ところで、水道とRO/DI浄水器をどうやって繋いでいるでしょうか?
浄水器を買うと、以下のようなマルチコックキットで分岐させるようになっています
これはこれで便利ではありますが…
20200427_080.jpg

まぁ樹脂なので何年も使っているといつか壊れる日が来ます
20200427_090.jpg

こんな感じで割れることもあります
20200427_100.jpg

なので、長く使って行くならちゃんと水栓から分岐した方が良いです。
なお水道の水栓を触るときは、ちゃんと元栓閉めてから行うようにしてください。

これは以前、2012年頃に私がやっていた方法ですが、洗濯機の水栓から分岐させています
20200427_110.jpg
ここ使っているのはSANEI 切替コック 水流の切り替え用 同時送水不可 W26山20 PU6-63F-13
です。
水栓は普通、ウォーターポンププライヤーでまわして外したりできるようになっていますので、そこにPU6-63F-13を割り込ませて、さらに止水栓を繋いでいる感じです。電磁弁に水道の水圧を直接あてるのは良くないので、止水栓を少し閉めて流量を下げています(1/4インチバルブでも良いと思いますが)
なお、この切替コック操作が面倒だったりするので、
SANEI 混合栓分岐ソケットT用 混合栓から湯・水の分岐 TOTO製サーモ・シングルレバー向け PB18S
の方が良いかもしれません。

こちらはどにゃさんがやっていた分岐方法ですが、同じく洗濯機の水栓から分岐ですね
20200427_120.jpg
分岐したところには、メスユニオン(フィメールコネクター)を接続します。内径がG3/4ならこれを使います
(2020/4/28リンク間違っていたので修正しました)
浄水器用 メスユニオン(1/4インチ ネジ径NPTF3/4)
内径がG1/2ならこっちを使います。(マルチコックに付いているのを外しても良いです)
浄水器用 メスユニオン 1/4インチ ネジ径NPTF1/2

あとうちは2014年からは、キッチンの水栓から浄水器の水をとっています。シングルレバー混合栓から浄水器を繋ぐを見てください
20200427_130.jpg

といった感じです。こういったちょっとした工夫で安全に便利に浄水器使えるようになるはずです。

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トリトンとFAUNA MARINのICPテスト比較

2020-04-20
いままでICP…Inductively Coupled Plasma…誘導結合プラズマを使った海水の微量元素測定サービスは、ドイツのTRITON LABだけでしたが、同じくドイツのFAUNA MARINの測定サービスも日本からできるようになったので、比べてみたいと思います。

■測定キット比較
キットはこんな感じです。
20200420_010.jpg

以前からあったTRITON LABの方から見ていきます
箱の中は手順書と試験管
20200420_020.jpg

試験管にはバーコードを貼るスペースが付いてます
20200420_030.jpg

手順書こんな感じ。TRITON LABのサイトにアカウント登録して、付属のバーコードも認識させる感じです
20200420_040.jpg

手順書裏側
20200420_050.jpg

試験管はバーコード貼ります
20200420_170.jpg

次はFAUNA MARINの方です
20200420_060.jpg

試験管はほぼ同じものかな
20200420_070.jpg

こちらも手順書がついてきます
20200420_080.jpg

TRITON LABとの違いは、アカウント登録では無くメールアドレスを伝える方法になっています
20200420_090.jpg

試験管は袋に2重にして入れます
20200420_180.jpg

TRITON LABもFauna Marinもポストに投函しますが、
TRITON LABは自分で140円切手を貼る必要があり、一旦オーシャンアースさんに届けられてまとめてからドイツに送られるのに対し、Fauna Marinは最初から切手が貼ってあって、直接ドイツまで国際郵便で届けられます
20200420_190.jpg
(140円切手が行方不明だったので、少し高めになってます)

■測定されるまで比較

どちらも3/28(土)の朝に水を取って、ポストに投函しました。
TRITON LABは4/9(木)にドイツに届き、4/10(金)に測定結果が出ましたので結果が出るまで2週間ですね。
Fauna Marinは3/31(火)に結果がメールで届きました。速すぎでは…

■測定結果比較

こちらがTRITON LABの方
サイトで表示+PDFでダウンロードもできます
20200420_100.jpg
20200420_110.jpg
20200420_120.jpg

こちらはFauna Marinの方
PDFがメールに添付されて送られてきます。メールが来ないときは、紙に書いたアドレスが間違っている可能性もあるので、ある程度時間が経っても来ない場合は手順に従って問い合わせてください
20200420_130.jpg
20200420_140.jpg

測定結果比較をしてみます。クリックで拡大します。
ムコタマさんも同じように測定結果比較していたので、併せて載せておきます
20200420_150.jpg

気になるところを赤枠で囲ってみます
mg/Lの結果はそんなに変わりませんが、μg/Lの結果はそれなりに差があります
測定については、こちらのForumの書き込みが参考になると思います。TRITON LABの中の人がコメントしてます
20200420_160.jpg

やはり校正の仕方によっても結果の出方が変わりそうです。当時の水を保存しておけば良かったかも。そうすれば校正による違いも確認できたかもしれませんね。
まぁ、測定サービスは同じものを使って、測定結果はずっとためておいて、過去との経過比較をしていくという使い方が重要そうです。あと、すぐにでも測定結果知りたいときはFauna Marinを選ぶとかかな。

ちなみに測定キットの値段はこんな感じです。
TRITON LABが税込4950円 + 切手140円
Fauna Marinが税込4378円



B!
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