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Apex導入の流れ~初期設定編4~

2013-04-30
このシリーズ長い…以下の続きです。

前回の記事 Apex導入の流れ~初期設定編1~
前回の記事 Apex導入の流れ~初期設定編2~
前回の記事 Apex導入の流れ~初期設定編3~

Apex導入までの流れ

■買う前に
No.0 Apex系のブログ及びマニュアルを読みあさる
No.1 Apexでやりたいことを決める
No.2 水槽で使っている機材を整理して、Energy Barが何本あれば足りるのかを検討する
No.3 Energy Barのどこにどの機材を繋げるのか整理する
No.4 Apex本体、Probe、モジュールを買う
■届いたら
No.5 動作確認
No.6 有線LAN接続&ファームウェア更新
■初期設定
No.7 無線LAN接続(必要があれば)
No.8 外部接続設定(ルータの設定変更、ダイナミックDNSの導入)
No.9 Clock、Misc設定
No.10 最低限のOutlet設定
No.11 最低限のプログラミング
No.12 Probeセットアップ、キャリブレーション
■移行
No.13 Apexの設置、機材のつなぎ替え
No.14 動作確認
■より便利に
No.15 プログラミング
No.16 iPad/Androidからの参照確認
No.17 Reeftronicsへの登録
No.18 メール送信設定
No.19 Dashboard設定
No.20 I/O Breakout Box設定
No.21 Tunze Pump設定
-----

今まででNo.14まで完了しています。今回の記事はこの範囲を説明します。

■より便利に
No.15 プログラミング
No.16 iPad/Androidからの参照確認
No.17 Reeftronicsへの登録



No.15 プログラミング

ではApexらしいプログラムを組んでいきます。
名前は以下の表を参考にしてください。
設置場所電源系統EBNo接続機材Apex上の名前
水槽Energy Bar#13_1サンプ照明SumpLight
3_2自動給水電磁弁ROSvalve
3_3水流ポンプ電源タップTunzeOATAP
3_4水槽照明(ATI T5)Sunpower
3_5ZEOリアクターポンプZEOReactor
3_6スキマーポンプ(BKDC200)Skimmer
3_7WavySea、ドーシングポンプetc
3_8メインポンプ(DC-10000)MainPump
電源タップ---
Tunze1
Tunze2
Vortech1
Vortech2
物入れEnergy Bar#24_1CO2電磁弁CO2SValve
4_2入れ物入れ内照明DoorLight
4_3etc2
4_4クーラーChiller
4_5VortechバッテリーCharger
4_6ドーシングポンプ他電源タップDPOATAP
4_7CRポンプCRPump
4_8ヒーターHeater
電源タップ-無線USB-
無線LANルータ
ドーシングポンプACアダプタ
ドーシングポンプACアダプタ
ドーシングポンプACアダプタ
エアポンプ1
ヒーター1
エアポンプ2
ヒーター2


Probeの名前は以下を参考にしてください。
Module設置場所種類Apex上の名前備考
Base Unitサンプ水温Temp
pHpH
pHpH2未使用
ORPORP
PM2サンプ水温TempT
水槽電導率Cond
PM1ベランダ水温TempOut未使用
pHpHCRカルシウムリアクター用
ORPORPx6未使用


Feedモードの設定は以下のとおりです。
モード継続時間(分)目的停止する機材
A15魚やサンゴへの給餌メインポンプ、リアクター、スキマー、クーラー、ヒーター、水流ポンプ
B15スキマーのメンテナンススキマー
C120短期間の機材メンテナンスメインポンプ、リアクター、スキマー、クーラー、ヒーター、水流ポンプ
D360長期間の機材メンテナンスメインポンプ、リアクター、スキマー、クーラー、ヒーター、水流ポンプ


現在設定しているプログラムを書いていきます。最新のプログラムはこちらを見てください。

■水流ポンプ電源タップ(TunzeOATAP)
Fallback ON
Set ON
If FeedA 003 Then OFF
If FeedB 000 Then OFF
If FeedC 003 Then OFF
If FeedD 003 Then OFF


[解説]
Feedモードに入ったときは自動的にOFFになり、Feedモードを抜けてから3分待って再開されます。

■水槽照明(ATI T5)(Sunpower)
Fallback OFF
Set OFF
If Time 22:00 to 08:00 Then ON
If Temp > 28.0 Then OFF
Min Time 030:00 Then OFF


[解説]
22時~8時に照明をつけます。水温が異常に上昇しているときは自動的にOFFにします。

■ZEOリアクターポンプ(ZEOReactor)
Fallback ON
Set OFF
If Time 22:00 to 01:00 Then ON
If Time 04:00 to 07:00 Then ON
If Time 10:00 to 13:00 Then ON
If Time 16:00 to 19:00 Then ON
If FeedA 003 Then OFF
If FeedC 003 Then OFF
If FeedD 003 Then OFF


[解説]
3時間おきの間欠運転をさせています。繰り返しはOSC(Oscillate)命令でもできますが、自動給水との関係で固定の時刻にON/OFFするように設定しています。
Feedモードに入ったときは自動的にOFFになり、Feedモードを抜けてから3分待って再開されます。

■スキマーポンプ(BKDC200)(Skimmer)
Fallback ON
Set ON
If FeedA 005 Then OFF
If FeedB 000 Then OFF
If FeedC 005 Then OFF
If FeedD 005 Then OFF


[解説]
Feedモードに入ったときは自動的にOFFになり、Feedモードを抜けてから5分待って再開されます。

■メインポンプ(DC-10000)(MainPump)
Fallback ON
Set ON
If FeedA 000 Then OFF
If FeedC 000 Then OFF
If FeedD 000 Then OFF


[解説]
Feedモードを抜けてから即復帰します。

■CO2電磁弁(CO2SValve)
Fallback OFF
Set OFF
If Time 19:00 to 10:00 Then ON
If FeedA 002 Then OFF
If FeedC 002 Then OFF
If FeedD 002 Then OFF


[解説]
カルシウムリアクターの電磁弁は、pH連動では無く単純にタイマー起動にしています。

■クーラー(Chiller)
Fallback OFF
If Temp > 25.4 Then ON
If Temp < 25.1 Then OFF
If FeedA 002 Then OFF
If FeedC 002 Then OFF
If FeedD 002 Then OFF
Defer 000:10 Then ON
Defer 000:10 Then OFF


[解説]
水温が高くなりすぎたらONになります。センサーのブレを考慮し、ONまたはOFFにするまで10秒間待ちます(Defer命令)。

■CRポンプ(CRPump)
Fallback ON
Set ON
If FeedA 005 Then OFF
If FeedC 005 Then OFF
If FeedD 005 Then OFF


[解説]
他とあまり変わりません。

■ヒーター(Heater)
Fallback OFF
If Temp < 24.6 Then ON
If Temp > 24.9 Then OFF
If FeedA 002 Then OFF
If FeedC 002 Then OFF
If FeedD 002 Then OFF
Defer 000:20 Then ON
Defer 000:20 Then OFF


[解説]
水温が低くなりすぎたらONになります。センサーのブレを考慮し、ONまたはOFFにするまで10秒間待ちます(Defer命令)。

※上記を設定したら、水温をApexがコントロールできるようになるので、クーラーの水温コントローラを取り外して、クーラーとヒーターをEnergy Barにつなぎ替えてください。


No.16 iPad/Androidからの参照確認

ApexはiPad/iPhoneやAndroidの専用アプリから現在のステータス表示、グラフ化、Outletの操作ができますので、その設定を説明します。

■iPad編
App Storeからインストールします。「Neptune Apex」でヒットするはずです。
20130430_110.jpg

家庭内のLAN経由で接続する場合は、「No.8 外部接続設定(ルータの設定変更、ダイナミックDNSの導入)」で設定した内容をそのまま設定します。ユーザ名、パスワードを入力すれば繋がるはずです。
20130430_120.jpg

インターネットからApexにアクセスする場合は、もう一つ定義を追加した上で、「No.8 外部接続設定(ルータの設定変更、ダイナミックDNSの導入)」で設定したDynamicDNSサービスのホスト名を設定します。
iPadを家庭内LANに繋いでいるか、インターネットに繋いでいるかによって、どちらかの設定が必ずエラーになります。このあたり、Android版と比べるといまいちですね。
20130430_130.jpg

繋がるとProbeの測定結果がグラフ化されて表示されます。
20130430_140.jpg

OutletsのControlから各機器のON/OFFを制御できます。通常はAutoでプログラムにしたがって制御となりますが、強制的に照明をONにするといったことができます。
20130430_150.jpg

OutletsのHistoryから、プログラムが動作した結果をログとして照会できます。PCからこのログを参照できず、これができるのはiPad/iPhoneだけのようです。
20130430_155.jpg

Probeのグラフは拡大できます。
20130430_160.jpg


■Android編

Playストアからインストールします。「Neptune Apex」でヒットするはずです。
20130430_170.jpg

Android版も「No.8 外部接続設定(ルータの設定変更、ダイナミックDNSの導入)」で設定した内容をそのまま設定します。
20130430_180.jpg

SSIDを設定することによって、家庭内LANに繋いでいるか、インターネットに繋いでいるかによって、自動的に接続先を変更してくれば。このあたり、iPad/iPhone版と比べると優れています。
20130430_185.jpg

こちらは同じようにControlできます。
20130430_190.jpg

Probeの名前のところをタッチするとグラフが表示されます。
20130430_195.jpg


No.17 Reeftronicsへの登録

アクアコントローラのステータスを公開できる、Reeftronicsへの登録方法を紹介します。
2017/3/5追記
Reeftronicsは2017/3/5にAPEX他のアクアコントローラに関する機能を廃止しました。機能はNeptune Systems公式のAPEX Fusionに引き継がれていますのでそちらを使ってください

このサイトは
・Probeの測定値をグラフ化(24時間/30日間)
・Outletのステータス表示
・プログラムの公開
アクアコントローラの生存確認、死亡通知
ができます。Apexが検知した異常はメールで外部送信できますが、Apex Base Unitそのものの問題を検知する方法はこのサイトに登録するか、定期的に自分でアクセスする以外にありません。
また、他の方のプログラムを参照できるので、高度なプログラムを作る場合にとても参考になると思います。

このサイトへの登録はMembership Requestから行うことができます。フォームに入力した内容を元に、ここの管理人さんが手で登録をしてくれるので、Apexの設定を完全に終えた状態で登録してください。また、内容の変更はサイトからできませんので、登録時は注意してください。(変更するときは、おそらく管理人さんに英語でメールを送ることになると思います。)

ポイントになるところを説明します。入力は全て英語です。
E-mail Address : サイトの登録情報や、Apexに問題があったときに通知されるメールアドレスを登録
your ReefCentral screen name : ハンドルネームを入力してください
You may optionally give a short description or name of your tank or system to be displayed : 水槽の名前があるならそれを
Controller model : Apexを選択してください
Is your controller currently accessible via the Internet? : Apexがインターネットからアクセスできるなら Yesに
Internet (public) IP Address -or- Dynamic DNS Hostname : DynamicDNSサービスのホスト名を入力してください。右の方にポート番号をいれてください。
What is your city & state, or your country & timezone? : Japanで良いと思います。
For Neptune AC3/AC3pro controllers only : 入力不要です。
I have an Apex with firmware version 4.10 or higher, and have enabled the Open XML access feature. : チェックを入れてください。
20130430_196.jpg

あとはちゃんとFAQ(http://www.reeftronics.net/faqs)を読んでください。
20130430_197.jpg

入力した内容に問題が無ければ、しばらくして登録した旨のメールが届くと思います。

ちなみに私の設定は、左上の「プロフィール」のところにリンクが貼ってあります。

次回はメール送信設定です。

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B!
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コメント:
No title
mjnekoさん、こんにちは。とっちです。
Apexの初期設定解説第4弾、記事化おつかれさまです!
さすが、日本で一番完璧にApexを使いこなしておりますね。
私は本業がマーケティングでプログラミングは得意ではないのでとても参考になります。
CO2の添加は時間でコントロールされているのは面白いですね。
最近、CAリアクターの調整不良で調子落としてしまいへこみまくっていたので、時間でのコントロール、参考にさせていただきます。
とっちさんへ
こんばんは
とっちさんはじめ、先駆者の方々のおかげで便利に使うことができています。本当にありがとうございました。
APEX記事は月曜日中に丸一日かけて書き上げました。(今日の分はすべて予約投稿です)
ようやく導入編が終わったので、あとは詳細なプログラムの話やバーチャルアウトレットの話、異常検知の話を書くぐらいかなーと思っています。

co2については、こちらの方が昔ながらのやり方かと思います。co2添加量は1秒に1つの泡ぐらいに調整して、添加時間でkhをコントロールします。

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