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水槽のシステムについて

2012-05-20
このblogにたどり着くような方の参考になるかはわかりませんが、今回はオーバーフロー水槽のシステムについて紹介してみたいと思います。

なおこの記事は古すぎるので、今のシステムが知りたい方はシステム紹介動画 Part1を見てください。

オーバーフロー水槽の概要図はこんな感じです。
20120520_001.jpg
オーバーフロー(あふれる、こぼれる)の意味どおり、下側のサンプにある水が水槽にくみ上げられ、あふれた水がサンプに戻る仕組みになっている水槽です。たくさん器具が必要なサンゴ水槽の場合、オーバーフロー水槽を選択すると良いと思います。

メリットはこんなところ。
・水量が多くなる
・器具をサンプ側におけるので水槽側がすっきりする
・酸素供給
・デトリタスやゴミを取り除きやすい
・水槽側の水位が一定にできる(サンプ側の水位が下がります)
デメリットはこんな感じ。
・高価
・サンプに落ちるときにうるさいので対策が必要
・水槽からの逆流等、ちゃんと考えておかないと水が(本当の意味で)あふれる

というわけで、実際の写真を見ていただきましょう。
概要図とおなじく、緑の線が給水オレンジの線が排水を表しています。


水槽側
120cm x 45cm x 45cmのアクリル水槽を使っています。背面はブラックアクリルなので、コケが目立ちません。

給水部分。LSSのSWA-3を使用しています。太い水流で端までちゃんと届きます。
ちなみにフラッシュで撮影するとサンゴの地の色が蛍光なのか茶色なのかはっきりしますね。
20120520_002.jpg

コーナーボックスタイプです。スライドパネル式なので、外して掃除が可能です。スリットのおかげで油膜を取り除くことができます。
20120520_003.jpg

コーナーボックスを上から見たところ。排水口にはフローフェンス50サイレンサーが乗っています。これが無いとすごい落水音がします。上のエアチューブはフィッシュレスキューポンプにつながっています。停電時は自動でエアレーションされます。また、ハタゴイソギンチャクが入っているマゴタンクへの給水用ポンプが入っています。
20120520_004.jpg

サンプ側
90cm x 35cm x 35cmのアクリルサンプを使っています。透明度が高いのでどこにゴミがたまっているのか隅々までよく見えます。水槽からの水を受け止めるため、あと5cmぐらい高めに作ってもらえば良かったかなと思っています。

全体像はこんな感じ。サンプは4部屋に分かれています。
配線がひどすぎのため、撮影後に整理しました。
20120520_005.jpg

水槽とつながってる部分
蛇腹は柔軟な配管ができて非常に便利です。(耐久度がやや心配ですが…)
奥の水色の矢印はドレンソケット加工部分で、バルブを開くと水槽側の水をほぼすべて抜くことができます。水槽を動かすときや大量水替え時に素早く排水できます。
20120520_006.jpg

排水管
マゴタンクの排水はここで合流します。
20120520_007.jpg

排水管がキャビネットの外側にあるのは、中におくとプロテインスキマーのカップを外すときに邪魔になったためです。
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ウールボックス内
ゴミが多いときは、ファインマット2枚を敷いて取り除きます。マットが詰まったときでもあふれないように回避ルートがもうけられています。マットが無いときでも、泡切りのために有効です。
20120520_009.jpg

水はプロテインスキマーの給水口の位置に落ちてきます。もともと強制濾過前提で設計したものをそのままベルリンにしたので置き方が変則的です。(一番右に水を落として、その左側にプロテインスキマーを置くのが水の流れから言えば普通だと思います)
20120520_010.jpg

プロテインスキマーでゴミやタンパク質が除去されます。メッシュバッグには活性炭が入っています。プロテインスキマーの排水は活性炭に触れて左側に流れます。
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この仕切りで確実に泡切りされます。プロテインスキマーの泡は非常に細かいので泡切りには苦労します。(不十分な場合、メインポンプに吸い込まれて水槽側が泡だらけに…)
また、蒸発でサンプ全体の水位が下がっても、この仕切りのおかげでプロテインスキマーの水位が一定に保たれます。
20120520_012.jpg

サンプ中央付近はZEOvitリアクターを置いています。45度エルボをつけておくと、リアクターの排水による泡を減少させることができます。
20120520_013.jpg

最後の泡切りのための仕切り
水色のホースにつながっているコンパクトポンプ1000は、メインポンプが故障した場合の予備です。
20120520_014.jpg

最後の部屋にはチタンヒーターが2本(海外製の格安品)入っています。空炊き防止のため、サンプの水がほとんど抜けても、ここだけは水が残るようにしました。また、温度センサーも入っています。
上側のフロートスイッチは自動給水装置のセンサーです。自動給水装置については、後で記事にしようと思っています。
20120520_015.jpg

こちらはあふれ防止の排水管です。水換え時に給水しすぎたり、水槽側から水が落ちすぎた場合は、あふれる前ぎりぎりでお風呂場へと排水されます。
20120520_016.jpg

その他…サンプ水抜き用の配管はこちらです。
20120520_017.jpg

電気配線はこんな感じ。
以前記事にしましたが、このダイヤルタイマーを回すとプロテインスキマーがOFFになり、時間がくれば自動でONになります。
ヒーターの制御はクーラーのコントローラが行っています。クーラーのコントローラが万が一暴走した場合にお湯にならないよう、2つのヒーターコントローラに繋がっています。
20120520_018.jpg

水は室外に吸い出されます。水槽と室外は空気の混入を防ぐためホースでは無く塩ビ配管になっています。
20120520_019.jpg

室外
室外にはマグネットポンプ、カルシウムリアクター、水槽用クーラー(写真無し)を設置しています。もちろん雨にあたらないよう覆い付きです。この後、水は水槽に戻ります。

サンソーの自吸式マグネットポンプ
正直、この距離を吸わせるのは無茶していると思っています。
20120520_020.jpg

カルシウムリアクターです。マグネットポンプからの強制通水です。排水はマゴタンクに行っています。
CO2の添加は電磁弁とタイマーで制御を行っています。今の生体量だと、22時から添加開始、午前4時半に添加終了でKHは6.5ぐらいを保っています。毎週、HANNAアルカリ度チェッカーで測定し、ZEOvitの規定範囲内(6.5-7.5)を外れないように添加時間で微調整をしています。
中のメディアは、カリブシー カルシウムリアクター専用アラゴナイトメディアと、GroTechマグネシウムプロが入っています。
20120520_021.jpg

こんなところでしょうか。他に知りたいことがあればコメントをお願いします。
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