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水槽の調子をKH消費傾向で推測してみる

2014-12-31
水槽の中のサンゴの調子をみるには、様子を観察して確認することが多いと思います。
・ポリプの出方を見る
・色やつやを見る
・白化の有無をチェックする

調子の良い水槽はサンゴがほとんど白化しません。もしサンゴが白化しはじめたら、手遅れなことが多いです。そうなる前にわかりやすく状況を把握する方法として、KHの消費傾向を見るのが良いと思います。

今回は2014年現在の状況と、崩壊した2013年の状況を比べてみたいと思います。

ひとまず、水槽の状況はこんな感じです。
2014年全景
魚そこそこ、KZの添加スケジュールに沿って、かなりの種類の添加剤を少しずつ使っています。
20141227_270.jpg

2013年全景
こちらの方がよりパステルです。無給餌かつ添加剤をあまり使わない運用でした。
20130716_040s.jpg

■考え方
SPSで消費するKHと、カルシウムリアクターで提供されるKHが等しくなれば、KHが一定で保てます。SPSの個体数が増えればKH消費量が増えるはずです。また、SPSの調子が悪くなるとKH消費量が減るはずです。その傾向を見ることで、水槽の調子がどうなのか推定できるはずです。
ZEOvit水槽なのでKHは6.5~8dKHの範囲で維持する必要があります。カルシウムリアクターへのCO2添加は電磁弁を使ってコントロールしています。KHが基準範囲内に収まるように、電磁弁を開く時間でコントロールします。

2014年のグラフです。クリックで拡大します。
グリーンのラインがKHの値(軸は左側です)
ブルーのラインがSPS個体数(軸は左側です)
レッドのラインがカルシウムリアクターへのCO2添加時間(軸は右側です)
なお、KH測定はHANNAのHI755 Marine Alkalinity Checkerを使っています。ELOS等の点滴タイプ試薬だとKHは0.5dKH単位でしか測定できませんが、HANNAであれば0.056dKH単位で測定できるので、よりカルシウムリアクターの調整がしやすくなります。
20141231_010.jpg

2013年のグラフです。クリックで拡大します。
20141231_020.jpg

2014年のグラフでコメント入りです。クリックで拡大します。
10月ぐらいからSPS個体数が増えているのに、CO2の添加時間は一定です。しかもその状況でKHが徐々に増加傾向です。マグネシウムが低下した時期と重なるので、その影響があるのか、それともサンゴ内の褐虫藻濃度が低下しきったせいなのか原因ははっきりしません。ZEOspur2を使い始めたせいかも?
ポリプの出は良いのでしばらく様子見かなと思います。あとマグネシウムは添加剤で少し上昇させてみようと思います。
なおT5交換は6月なのでその影響はあまり無いかなと思います。徐々に照度低下はしていると思いますが。
20141231_030.jpg

2013年のグラフでコメント入りです。クリックで拡大します。
給餌なし、添加剤をあまり使わない運用だったので、褐虫藻が抜けきった後にどんどん調子が悪くなっていきました。その後、メンテナンスさぼりでKHが10を超えた付近でRTNが発生して次々と白化し個体数が減っています。
20141231_040.jpg
2013年は、水流ポンプの置き場所は下の方なので、水流的に良くなかったかなと思います。WaveBoxで水槽全体に水流は発生しますが、それだけでは不足します。
2014年のように、水槽の上の方においてぶつける方が良い水流ができます。AQUA LOVERSさんの水槽が良い例かなと思います。

というわけで、今後の傾向については注意が必要です。ここを乗り越えられれば、ZEOvitでの長期飼育に入れるかなと思います。あとはトリトンラボで現在の微量元素濃度を測定して問題ないか確認したいですね。

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