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微量元素量適正化に向けた計画

2015-03-22
前回、ゼオライトのトリトンラボ測定結果で書いたとおり、KZ Saltを使っているのにZEOspur Macroelementsを入れ続けていたため、微量元素の一部が過剰になっていることがわかりました。
この状態でもサンゴは普通に成長していっていますが、何かの拍子に調子が悪くなっても手遅れなので、適正化を考えていきたいと思います。

さて、微量元素を適正化するにあたり、手っ取り早いのは水換えです。ですが、どんな人工海水の元を使えば適正化できるでしょうか?
人工海水の元といっても、飼育目的によっていくつか分かれています。
①海水魚飼育のため
 シーライフ
②サンゴ飼育のため
 KZ Salt(Reefer's Best Salt)
 レッドシーソルト
 コーラルプロソルト
 インスタントオーシャン
 リーフクリスタル
 バイオアクティフシーソルト
 プロリーフ
 ヴィーソルト
 ライブシーソルト
③微量元素調整のため
 Triton PURE Salt
 ※塩化物、ナトリウム、カルシウム、マグネシウム、カリウム、臭素、ストロンチウム、ホウ素、硫黄、フッ素、リンだけを含み、それ以外が入っていないそうです。トリトンのfacebookより。

このうち、水換え量が最も少なくて済むのは③「Triton PURE Salt」です。まさに過剰な元素を減らすための塩です。こんなのが用意されているなんてトリトンラボらしいですね。
ですが日本ではまだ発売されていませんし、元の値段からするとそこそこ高価になりそう。①シーライフだとサンゴ用にはちょっと怖いかな?
というわけで、現状では②サンゴ飼育のため から選ぶのが良さそうです。

②サンゴ飼育のための人工海水も使用前提があり、大きく二つに分かれます。これはトリトンラボの測定結果やサイトでの表記でわかります。
②-1 少ない水換えでバランスが取れるように調整してある塩
 KZ Salt(Reefer's Best Salt)
 インスタントオーシャン
 リーフクリスタル
②-2 海水と同じ組成を目指した塩
 バイオアクティフシーソルト
 プロリーフ
 ヴィーソルト
 レッドシーソルト
 コーラルプロソルト
 ライブシーソルト
 ※ネオマリンもこちら側だと思いますが情報を持っていません。

さて、微量元素が多い状態から正常な状態まで減らすには、②-1 KZ Saltが適切でしょうか?
「少ない水換えでバランスが取れるように調整してある」ということは、適正値よりも多めに入っていると言うことです。この塩で大量の水換えを行うと適正値からどんどん遠ざかっていくことになりますので、NGですね。

なので、「②-2 海水と同じ組成を目指した塩」から選ぶことになります。
この中でバランスが完璧なのはバイオアクティフシーソルトです。ほぼトリトンラボの理想値とぴったりです。ですが、この塩にはバイオアクティフシステム用に炭素源が含まれているそうです。ZEOvitシステムの炭素源との競合や過剰になっても困るので、ちょっと選択しにくいですね。

プロリーフはトリトン推奨です。

ヴィーソルトはカルシウムが低い事を除けば、バランス良く作られています。KHは35‰で9.5dKHぐらいなので、水換えによるKH上昇もあまり影響は無いと考えられます。

ライブシーソルトは魚のトリートメント用に持っていますが、サンゴ用としてはちょっと懸念があるので今回は使いません。(サンゴへの影響があるかどうかはさておき、)塩素中和剤という余計なものが入っているのも気になります。

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比較的調達しやすい、ヴィーソルトで水換えをしていくことにします。一気に水換えすると怖いので、1週間あたり30Lぐらいずつ、合計100Lほど換えていくことにします。

ヴィーソルトの組成と、2月に測定したZEOvit水槽の組成を元に、水換えをしていった結果をシミュレートしてみます。1回あたり30Lを3回、最後に12L水換えします。クリックで拡大します。
20150322_010s.jpg
20150322_020s.jpg
このシミュレーションでは、生体吸収による減少を全く考慮していません。(吸収量がわからないし…) 従って、4回の水換えが終わった後にトリトンラボで測定してどうなったかを確認することとします。

ヴィーソルトは350L単位で販売されていて、小分けがありません。どうやって調達するか悩んだ結果、ツアーに参加していただいているgreenさんに分けてもらうことにしました。丁寧に小分けしていただきました。本当にありがとうございます!
20150322_030s.jpg

RO水30Lを用意して水換えしていきます。結果が出るのはあと1.5ヶ月後です。
20150322_040s.jpg

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