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Apexでクーラー、ヒーターの長時間動作チェック

2015-03-28
4月からゼンスイのZCシリーズクーラーがリニューアルされて、新しくこんな機能が加わるそうです。

①水温アラート機能
 設定温度よりも水温差があるとアラームが鳴る機能。
②オーバータイム機能
 連続運転時間が2時間以上になるとランプで知らせる機能。

③クリーニングタイム機能
 500時間ごとに吸気フィルターのクリーニングランプが点灯する機能。

今使っているApexでは、いろいろなアラート条件をプログラムしてあります。上記の ①水温アラート機能 は実装済みですが、 ②オーバータイム機能 は実装していなかったのでアイディアをもらって実装してみたいと思います。
なお、③クリーニングタイム機能 については、Apexで累積動作時間を記録する機能がないので、実装は無理です。今使っている水槽用クーラーは外置きのZRW400なので、そもそもホコリが詰まることはほぼ無いので実装する必要もありません。

プログラムの前提としてはこんな感じです
・水槽用クーラーをApexでON/OFF制御している。
・ヒーターもApexでON/OFF制御している。

せっかくApexを買った人であれば、市販されているサーモやクーラーコントローラよりもApexでコントロールさせていると思いますので、前提は満たせていると思います。

プログラムの考え方はこんな感じです。
・水槽用クーラー、ヒーターが動作し始めてから長時間OFFにならない場合、異常として検知させます。
・検知時間は60分間とします。この時間は水槽のサイズやクーラー、ヒーターの性能によって調整が必要です。

では実装します。Virtual Outletを使います。
アラートを発行するプログラムはこんな感じです。このVirtual OutletがONになると異常発生となります。
-----V_ChillerChk-----
Fallback OFF
Set OFF
If Outlet Chiller = ON Then ON
Defer 060:00 Then ON
If Outlet Chiller = OFF Then OFF


水槽用クーラーは「Chiller」のOutletで制御しています。
If Outlet Chiller = ON Then ON  でクーラーが動作した事を検知します。
そしてDefer 060:00 Then ON で、クーラーが60分間ずーっと動作していると異常検知となります。
2時間で異常としたい場合は、
Defer 120:00 Then ON
に書き換えてください。

同様に、ヒーターについても異常検知プログラムを定義します。考え方は水槽用クーラーと同じです。時間はクーラー、ヒーターで個別に設定できます。
-----V_HeaterChk-----
Fallback OFF
Set OFF
If Outlet Heater = ON Then ON
Defer 060:00 Then ON
If Outlet Heater = OFF Then OFF


あとは異常検知した場合にメールを送るOutletに定義を追加してあればOKです。
-----EmailAlarm-----
Set OFF
If Temp > 27.7 Then ON
If Temp < 22.5 Then ON
If TempT > 27.7 Then ON
If TempT < 22.5 Then ON
If Cond > 52.0 Then ON
If Cond < 29.0 Then ON
If pH < 7.00 Then ON
If pH > 8.50 Then ON
If pHCR < 6.20 Then ON
If pHCR > 8.50 Then ON
If ORP < 160 Then ON
If Outlet V_Emergency = ON Then ON
If Outlet V_CO2chk = ON Then ON
If Outlet V_CO2chk2 = ON Then ON
If Outlet V_MainPmpChk = ON Then ON
If Outlet V_HeaterChk = ON Then ON
If Outlet V_ChillerChk = ON Then ON

If FeedA 015 Then OFF
If FeedB 015 Then OFF
If FeedC 015 Then OFF


ちなみにメール送信するとApexから音で教えてくれる設定もしてあります。
-----SoundAlarm-----
Set OFF
If Outlet EmailAlarm = ON Then ON
If Outlet EmailAlarm = OFF Then OFF


これで、クーラー、ヒーターの故障や性能劣化で機能していない場合に、メール&音で教えてくれるようになります。

-----

ところで、ヒーターのサーモが暴走したり、クーラーコントローラが暴走したりして崩壊するケースを結構見ますね。水槽を安定させるための機材が崩壊トリガーを引いてくれるのはなかなか辛いものがあります。

水槽の機材制御と異常検知のために、ちょっと使うのが難しいですがApexはやはりお勧めです。ひとまずヒーターやクーラーのコントローラ、異常検知としてApex Jrあたりから始めると良いかなと思います。
20150328_010.jpg

これだけでも、こんなことはできます。
・水温計の信頼性向上(Long-life Temperature Probe)&古くなったら気軽に交換
・アラーム&メールで異常検知
・クーラー、ヒーターのコントロール
・異常時に機材を強制停止
・照明他のタイマーコントロール
・スイッチ一つで機材まとめて停止&自動復帰(Feed Mode)
・水温のグラフ化、情報公開(APEX FusionやReeftronics.net)
・PC、スマートフォンやタブレットPCから情報確認とコントロール

繋げる機材が足りない場合は、EnergyBar 8を追加で購入すると良いかもです。
まあ、日本ではまだ売っていないので個人輸入しないといけないんですけどね。アメリカのMarineDepotでApex Jr扱っています。

Apex Jrで物足りない方はApex LiteApexもあります。
どうせApexを導入するならという方には、
・水温計の2重化(Long-life Temperature Probe)
・カルシウムリアクターをpHで監視(Lab Grade pH Probe)
・フロートスイッチで自動給水やメインポンプ動作チェック(フロートスイッチとI/O Breakout Box)
・漏水チェック、キャビネットドア開けたら自動的に照明点灯(I/O Breakout Box)
・ORPのモニタリング(Lab Grade ORP Probe)
あたり買うとより安全かつ便利かなと思います。
※Probe挿すところが足りないときは、Probe Moduleを追加で購入する必要があります。
水槽そのもののpHや塩分濃度監視はそこまでいらないかも。

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B!
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