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リーフケアプログラムを振り返る

2015-05-10
2012年はRCP(リーフケアプログラム)とZEOvitを組み合わせていました。RCPは当時、ちょっとした微量元素の補充で使っているつもりでしたが、今思えばサンゴの色に大きな影響を与えていたと考えられるのでちょっと振り返ってみたいと思います。

2012年の水槽の様子です。今と違ってかなり濃い感じでした。結構シアノバクテリアやコケが出たりして苦労していました。
照明はATI T5で今と変わらずです。
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濃いブルーになったスギノキミドリイシ。
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ちなみにこちらが今の水槽の様子です。ZEOvitの添加剤だけにしたのでシアノバクテリアも出ること無く、ZEOvitっぽい色合いになりました。一部のサンゴで共肉の衰退が見られるので、栄養強化&ZEOリアクターの稼働時間短縮の対策を実施中です。
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当時、添加剤はコーラルカラーA~D、ZEOStart3を入れていました。
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コーラルカラーに含まれる元素はこんな感じです。マニュアルに書いてあります。
コーラルカラーAはピンク、Bは赤の色素に影響があります。
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コーラルカラーCは緑色鴇色、Dは青と紫の色素に影響があります。
コーラルカラーCは11種類と書いてありますが、8種類です。
よく読むと銅が入っていますね。ZEOspur2みたいに褐虫藻を減らす効果があるのかなと思います。
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参考までに英語版。こちらはコーラルカラーCは8種類と書いてありますね。
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トリトンラボの測定結果と比べてみます。クリックで拡大します。
コーラルカラーAはヨウ素、臭素、フッ素が含まれていると書いてありますが、ヨウ化カリウムが入っているのでカリウムの濃度も上昇します。コーラルカラーBの意味…
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当時コーラルカラーAを3mL/日、Bを1mL/日、Cを8mL/日、Dを3mL/日入れていました。また、立ち上げ時はヴィーソルトを使っていましたが、途中からKZ Saltを5%/週使っていました。
正確な微量元素の量は今となってはわかりませんが、アルミニウム(Al)、銅(Cu)、カリウム(K)、臭素(B)、ニッケル(Ni)、バナジウム(V)、亜鉛(Zn)、マンガン(Mn)、ヨウ素(I)あたりが過剰だった可能性が高いです。
コーラルカラーCが8mL/日、Dが3mL/日なのがどう考えても多すぎますね。これによってサンゴの濃い緑、濃い青ができあがったのかなと思います。
RCPは、Red Seaの試薬で基準値からの減少量を測定し、添加剤の量を決めるとマニュアルに書いてありますが、どれだけ入れても試薬に反応しなかったので過剰になっていたと思います。ヨウ素も鉄もちゃんと測定できませんでしたからね…

今からRCPをはじめるなら、曖昧であまり信頼できない試薬をベースにするのでは無く、トリトンラボで測定して使った方が安全だと思います。RCPのマニュアルにも書いてありますが、過剰な添加はサンゴへダメージを与えます。できれば、A、B、C、Dのそれぞれで、どの元素がどれぐらい上昇するのか把握してから使うと良いと思います。誰か測定して公開してくれるとみんな幸せになれるかもw

ちなみにバナジウム(V)はほとんどの人工海水のもとに入っていません。入っているのはKZ Saltぐらいです。なのでコーラルカラーDをちょっと使ってあげると、青色が良くなるかも。
あと添加剤としてはZEOspur Macroelementsにも入っていますね。この添加剤はKZ Saltでの水換えと同じ効果があるので、水換えがほとんどいらなくなると思います。
かなり昔に発売されたKENTのエッセンシャルエレメントにもバナジウム(V)が入っていたりしますね。以前から海水の成分についてはわかっていたはずなので、どれぐらい消費されるかはわからないけど全て入れてしまえといった感じで作られていたのかも。様子を見ながら…といった曖昧な基準で入れなければならなかったことを考えると、微量元素の濃度までわかって入れられるようになった今はかなり楽になったと思います。

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トリトンラボ・トリトンメソッド | コメント:(6) | トラックバック:(0)
コメント:
No title
こんにちは
確かにRCPはユーザ側の水質検査を前提としたシステムですね
水質検査に自信が持てなかったので手を出していませんでしたが、
トリトンのサービスを利用できる現在ならRCPは大いにアリですね♪

>あと添加剤としてはZEOspur Macroelementsにも入っていますね。この添加剤はKZ Saltでの水換えと同じ効果があるので、水換えがほとんどいらなくなると思います。

確かにサンゴが必要とする微量元素の補充という意味ではそうですね
1ヶ月くらい前から、自宅水槽をZEOvitから水換えを頻繁にするZEOvit飼育に
切り換えています
それまできちんとZEOvit飼育ができていなかったことが原因としてありますが、
水換えを頻繁にするようになってからサンゴの元気度合い、と云いますか、
状態が大変良くなっていることを実感しています
サンゴにとって必要なものを過不足なく維持していくことの大切さと同様に、
(濾過だけでは取り除けない)不要なものを常に少なくし取り除くことや
様々な成分(微量元素やバクテリア等も含め)における偏性の是正も
大切なのかなぁ、と思えて来ました(^^ゞ
greenさんへ
こんばんは。
トリトンラボの測定サービスのおかげで、無機物の添加剤についてはかなり使いやすくなったかなともいます。

あとヴィーソルトを使っているなら水換えを多くしないとうまくいかないですね。微量元素のバランスからすれば水換えが少なくてうまく行くはずが無いので。

もともとZEOvitはRBSで無機物を補充し、ゼオライトとZEOstartで栄養塩の蓄積を抑えることで水換えを少なくできるシステムだと思います。RBSは2005年当時から販売されていました。ZEOvitシステムの前提としてRBSが作られたのだと思います。

水換えには蓄積し続けるデトリタスを除去するという意味もあるので、完全に0には難しいかも知れませんね。トリトンメソッドは水換え0にできるみたいですが、デトリタスをどう処理するのかが疑問です。
No title
こんばんは。
RCP、自分も今思うとサンゴの色にかなり影響があった気がします。
変化がゆっくりなので気づかないんですよね。
カラーの添加やめてた半年程は色が乗らない印象でした。
というより褐虫藻が抜けない?って感じでしたね。自分もCかDあたりに抜く効果あるのではと考えています。やはり金属系はそういう作用があるのかな?
当時は感覚で添加していましたが今はトリトンが・・・でもそう頻繁にはできませんねw
自分は少量添加から初めて、調子が良くなったらそのときの水質を図るというスタイルでやろうと思っています。
oriftaさんへ
おはようございます。
使ってすぐに効果が出るわけではないので気付きにくいですよね。
トリトン高いように思えるかも知れませんが、添加剤を使いすぎていたり、サンゴに死なれるよりは安く済むと思います。
No title
こんちは。

濃紺ウスエダ懐かしい。
今思えば色々過剰だったんでしょうね。
アレはアレで見事な色でしたけど。

トリトン+RCPは今後面白いかもしれませんね。
色と元素の因果関係がわかるかも。
どにゃさんへ
こんばんは
ほとんど微量元素濃度だけであの色だったのでサンゴは不思議ですね。レッドシー的には判明しているんでしょうね。
トリトンのレッドゾーンまで行けばいろいろ極端な反応が見られるのかなと思います。サンゴが長生きでき無さそうですが。

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